Cirportの選定基準 :  文化をつなぎ、物語を宿す「4つの羅針盤」

Cirportの選定基準

文化をつなぎ、物語を宿す「4つの羅針盤」

Cirportの製品選定は、単なる仕入れではありません。チーフバイヤーが現地に赴き、生産者と直接対話を重ねることで始まるプロセスは、その製品に宿る「物語」と「哲学」を見出す旅に他なりません。
そんなCirportのブランド哲学とも言える選定基準。これこそが私たちが特に大切にしているものです。

一般的な「品質」や「価格」のみにとらわれず、以下の4つの基準を羅針盤として、本質的な価値を持つ逸品を選び抜いています。

作り手のこだわり:そこに熱はあるか

製品に宿る熱量。それは、作り手の「なぜ自分がこれを作るのか」に対する真摯な答えから生まれます。

  • 代々受け継がれた伝統を守り抜く職人の矜持
  • 未踏の製法や素材に挑む、革新的な探究心
  • 量よりも信念を選ぶ、誠実な選択

Cirportは、利益や効率ではなく、ものづくりの核心にある「情熱」と「信念」にこそ価値を見出します。その熱が、製品に生命を吹き込むからです。

歴史や文化の背景:それは時間を語っているか

私たちは、製品を「文化の語り部」として捉えています。

  • その製品は、どのような土地や時代の中で生まれたのか
  • どんな暮らしや風土と共に歩んできたのか
  • どのような伝統や物語を今に伝えているのか

Cirportが重視している「時間の厚み」とは、単に“長い歴史を持つかどうか”ではなく、土地との関係性その国や土地に根ざす素材や技術の継承文化的なコンテクストを踏まえた設計意思、“これからの文化”を紡ぐ意志、といった要素に裏打ちされた“時間との対話”を意味します。
製品の中に流れる“時間の厚み”を丁寧に読み解きながら、地域文化と日常をつなぐきっかけとなる逸品を選定します。

素材の独自性とその理念:その根源は誠実か

Cirportは、素材そのものと会社が語る力を信じています。

  • 土地固有の植物や手に入りにくい伝統素材
  • 環境負荷を抑えた農法や持続可能な収穫方法
  • 作り手の手で探し当てた独自の素材
  • その国において伝統的なものか

このような要素の他にも、さまざまな要素を考慮し日々取り扱う製品を選定しています。この背景には、素材の背後にある自然への敬意と倫理観、そしてそのポテンシャルを最大限に引き出す工夫こそが、真に誠実なものづくりだと考えているからです。

少量生産による誠実な品質管理:その姿勢は信頼できるか

Cirportは「少量であること」にも価値があると考えます。

  • 一つひとつに目を配り、責任を持つこと
  • 手作業だからこそ実現できる繊細な品質
  • お客様に対する、裏表のない誠実な姿勢

規模の大小ではなく、向き合い方に宿る誠実さこそが信頼を生む
また、大量生産品では届かない、きめ細やかな気配りがそこにはあると信じています。
それがCirportの信念です。

「物語と哲学を宿す製品」だけを、日本へ

これら4つの羅針盤は、すべて「その製品には語るべき背景があるか?」という本質的な問いに収束します。

Cirportが日本に届けるのは、ただの製品ではありません。現地で丁寧に見出された、作り手の魂と文化の時間が織り込まれた“作品”です。私たちは、そうした逸品を通じて、日々の暮らしに小さな感動と、世界との新しいつながりを提供していきます。

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